お金のことを考える際に便利な数字の法則をいくつかご紹介します。
一つ目は72の法則です。これは、お金を「複利」で運用した場合に、「今あるお金が倍になるまでにおおよそ何年かかるか」を計算する際に使います。例えば、金利4%で運用する場合、72÷4(%)=18 約18年で今の資金の倍になるということです。バブルの時期などは年利6%以上というときもあったと聞きます。72÷6(%)=12 およそ12年で倍になっていました。現在は、銀行の定期預金の金利は0.001%程でしょうか。72÷0.001%(%)=72000(年)なかなか増えませんね。こうしてみると複利の金利の差は非常に大きいのが実感できるのではないでしょうか。
3倍になるまでのおおよその期間は、115の法則 115÷金利(%)で求めることができます。
単利で運用する場合は、100の法則で、100÷金利(%)です。
運用目標などを考える際に便利です。また、運用する際だけでなく、お金を借りるときにも参考にしてみてくださいね。
ファイナンシャルプランナー/心理カウンセラー 庄司 あきこ
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