ちびを飼い始めたのは、私が七歳の時です。
捨て犬だったちびはとても荒れていて、怖い顔の犬でした。そんなちびを引き取って月日が過ぎました。丸い目、キツネのような輪郭、愛らしい雰囲気を身にまとう優しい犬。ちびは本当に良い子になりました。
そして現在、ちびは震災の影響で東京で暮らしています。私のいる山形とちびのいる東京。なかなか会うことができません。しかし、その分会えた時は私に飛びついてきます。
ちびとは遠く離れていて寂しいと思うこともあります。でも、次会える日を待つことも一つの楽しみです。
同時に、ちびを預かってくれている祖父の家に感謝し、これからもちびをお願いしたいです。
ちび、元気ですか?(中学3年 浪岡 志帆)