5月21日(土)あいにくの曇り空のもと、鈴木酒造が造る純米吟醸「甦る」の酒米「さわのはな」の田植えが行われました。酒米作りは、NPO法人レインボープラン市民農場の田んぼをお借りして、毎年実施されていて、今年で11回目を迎えます。
道の駅「川のみなと長井」の堤防脇にある田んぼには、県内はもとより東京や神奈川県、茨城県、岩手県などから多くのボランティアの方が集まり、関係者を含め34人の参加者が田植えに汗を流しました。
鈴木酒造の鈴木大介社長のあいさつの後、NPO法人レインボープラン市民農場の竹田義一理事長から、今年は低温が続いたので稲が少し小さいことや、稲の持ち方や、植え方、そして田んぼの中での歩き方などの指導を受け恐る恐る田んぼの中へ入っていきました。初めて田植えをするという方は、「足が抜けない」と稲を植える以前の問題で四苦八苦している方もいました。そして遂にしりもちをついてしまった方も…。3歳のお子さんは、田んぼの中で一歩も進めず固まっていましたが、終わるころには一人で田んぼの中を走り回るくらい楽しんでいました。参加者には、美味しい長井の水「卯の花姫の涙」が配られ喉を癒しました。
時折雨が降ってきて、中止になってしまうのでは、という場面もありましたが、皆さんの頑張りで無事に予定通りの田植えを終えることが出来ました。帰りには手作りのおにぎりや団子のお土産をいただき、疲れが吹き飛んだようです。
稲刈りは9月末頃を予定しています。
お問合せ
きびたき長井甦るの会
TEL:090-3645-6745(村田)