4月より桜前線も北上し、山形市内も一気に華やいできました。暖かくなるとどこかお出かけしたくなる季節。豊かな自然の中で春を感じながら、満開の桜の景観に癒されて来ました。上山市権現堂、県道14号線道路沿いに咲く『権現堂のしだれ桜』、またの名を『振袖桜』と呼ばれています。その名の通 り、長く華やかな花を咲かせ、優美な晴れ着の振袖のような立ち姿です。推定樹齢500年の古木、しかもなかなかの巨木で見応えのある桜の名木です。
名峰蔵王山麓にある権現堂字地蔵堂は、信仰の山、蔵王権現に修行参拝する行者が休息した場所で、民の安住と繁栄を願い植えられたと伝えられています。