先月から、パンなどが値上げになりました。今月からは、冷凍食品やパスタ、ハムや、醤油などが、3月以降も様々なものの値上げが続きます。原材料や物流の価格が高騰していることが要因です。スーパーなどでも、「高くなったな」と感じることが増えました。一つひとつは小さな値上げでも、家計への影響は小さくありません。賃金等も上がってくれば良いのですが、なかなか難しそうな気配です。先月のトンガの噴火の影響で今年は冷夏になるのではないかとも言われており、農産物などの価格高騰もあり得ます。経済を回すことが景気回復につながるとはいえ、慎重にならざるを得ない状況なのではないでしょうか。
低金利が続き、「銀行に預けているだけでは資産は増えない」「投資で資産を増やすべき」と言われて久しいですが、株価もなかなか読みにくい状況が続いています。貯蓄は、元本割れを起こすことはないので、ひとまず運用せずに様子見をすることも必要です。また、投資をするのなら余剰資金を長期的な目で見て運用することをおすすめします。
ファイナンシャルプランナー/心理カウンセラー 庄司 あきこ
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