11月30日(火)に山形市避難者交流支援センター主催で避難者を対象に「痛みとのつきあい方」をテーマに講座が開催され、講師は福島市から避難された理学療法士の東海林崇弘さんが務めました。
まず参加者に腰痛・膝痛などの経験談をお聞きしました。原因は「起床の際身体をひねった」「前かがみの作業を続けた」「長時間デスクワークをした」などが挙げられ、各自の対処法は「同じ姿勢を避けている」「荷物は一度に持たず2回に分けている」などの声とともに「痛みの度合いは他人に説明できず分かってもらえない」という声も聞かれました。
原因と対処法について先生からは、「痛みの要因の一つに心の問題がある。心配事があると前かがみになってくる。心のストレスを取り除くことも大事」「理想とされる良い姿勢を保つことは重要だが、傾きなどは個人差があるので、その人にとって負担の少ない姿勢を保つことが大事だ」とお話しされました。
また、「サーモグラフィーで測ると、体温の低い部分は筋肉が固くなっている。温めたり、ストレッチ運動をして筋肉を柔らかくすることで痛みの軽減につながる」などのアドバイスがありました。
お問合せ
山形市避難者交流支援センター TEL:023-625-2185