フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください

山形県では、今後の避難者支援策のため、避難者の状況や、どのような支援を望んでいるか等のアンケートを実施し、山形県ホームページに結果を公開しました。
※ここでは一部の項目を抜粋しています。この他の結果については、県ホームページをご覧ください。

1.回答者の性別

男性/32.1%
女性/67.2%
無回答/0.7%

2.回答者の年齢

30歳代/11.9%
40歳代/37.3%
50歳代/19.4%
60歳代/8.2%
70歳以上/20.9%
無回答/2.2%

3.避難の状況

R3
家族全員で避難(単身含む)/54.5%
母子のみ避難/14.9%
左記以外/19.4%
不明/11.2%

R2
家族全員で避難(単身含む)/50.3%
母子のみ避難/21.6%
左記以外/24.2%
不明/3.9%

4.今後県内で期待する支援(複数回答、上位5項目)

R3
生活情報の提供の充実/23.9%
住宅に関すること/18.7%
生活資金の相談/17.9%
特別な支援は必要ない/17.2%
冬の生活に関すること/16.4%

5.困っていること、不安なこと(複数回答、上位5項目)

R3
生活資金のこと/49.3%
自分や家族の身体の健康/44.0%
自分や家族の心の健康/31.3%
住まいのこと/28.4%
仕事のこと/25.4%

R2
生活資金のこと/52.3%
自分や家族の身体の健康/51.6%
自分や家族の心の健康/39.2%
住まいのこと/30.7%
仕事のこと/32.7%

ポイント/「生活資金」は上位であるものの、その割合は年々低下しています。

6.今後の予定について(上位5項目)

R3
もうしばらく山形県で生活したい/38.1%
山形県に定住したい/37.3%
今後どこで生活するか未定/12.7%
避難元の県に戻って生活したい/8.2%
避難元県及び山形県以外の都道府県に移り住みたい/1.5%

R2
もうしばらく山形県で生活したい/34.6%
山形県に定住したい/37.3%
今後どこで生活するか未定/13.7%
避難元の県に戻って生活したい/6.5%
避難元県及び山形県以外の都道府県に移り住みたい/3.3%

ポイント/「もうしばらく山形県で暮らしたい」「山形県に定住したい」を合わせて約7割半の方が山形県に留まりたい意向となっています。

7.高齢者の生活で困っていること(複数回答、上位5項目)

R3
健康に関すること/36.6%
特にない/29.3%
介護に関すること/12.2%
地域にうまくとけこめないこと/9.8%
高齢者同士の交流の場がないこと/3.9%

R2
健康に関すること/39.2%
特にない/31.4%
介護に関すること/5.9%
地域にうまくとけこめないこと/9.8%
高齢者同士の交流の場がないこと/3.9%

8.新型コロナウイルス感染症による影響(複数回答、上位6項目)

R3
移動自粛により避難元にいる家族との時間が減った/46.3%
特にない/20.1%
イベント等の中止により地域との関わりが減った/19.4%
交流会等の中止により気分が落ち込む/13.4%
勤務先の状況により収入が減少した/15.7%
先行きへの不安のため心身に不調をきたした/13.4%

R2
移動自粛により避難元にいる家族との時間が減った/33.3%
特にない/19.0%
イベント等の中止により地域との関わりが減った/16.3%
勤務先の状況により収入が減少した/21.6%
交流会等の中止により気分が落ち込む/9.8%
先行きへの不安のため心身に不調をきたした/17.0%

9.復興ボランティア支援センターやまがたによる情報提供

1)閲覧、利用、参加の有無

R3
ある/45.5%
ない、無回答/54.5%

2)「ある」と答えた方の評価
評価する/77.0%
評価しない/1.6%
どちらともいえない/14.8%
無回答/6.6%

[調査の概要]

(1)調査対象/東日本大震災により山形県内に避難されている511世帯(R2:547世帯)
(2)調査方法/郵送によるアンケート方式
(3)調査期間/令和3年6月~7月
(4)集計数/134件(R2:153件)
(5)回収率/26.2%(R2:28.0%)