フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください
きびたき長井甦るの会 第1弾 「さわのはな」の稲刈り

 9月25日(土)爽やかな秋空の下、長井の酒蔵、鈴木酒造が作る純米吟醸「甦る」の原料米となる「さわのはな」の稲刈りが行われました。
 初めに共同代表である村田氏より、「きびたき長井甦るの会」は、2011年の東日本大震災及び福島原発事故により山形県長井市に避難した福島県民と受け入れ支援をした長井の人たちが、福島県浪江町で酒蔵を失い長井市で酒造りを開始した鈴木酒造と共に、長井の地酒「甦る」の原料である「さわのはな」を共同生産することをきっかけに生まれた団体です。この酒米生産の取り組みが10年目を迎えるにあたり、復興庁の「心の復興事業」の採択事業となりました。
 また、稲作りを行っているNPO法人レインボープラン市民農場の竹田理事長からは、怪我をしない稲の持ち方などの説明を聞いて作業に入りました。
 稲刈りは今年度初めての事業で、まん延するコロナが心配でしたがソーシャルディスタンスをしっかり守り、稲刈りを行いました。当日に浪江町から朝出てきたという方々も加わり、総勢 名で稲刈りを行いました。参加者は、慣れない作業に「疲れた~」を連発しながら、小学生のお子さんも必死に稲刈りを手伝いました。
 お昼には、おいしいおにぎりをいただき、疲れも吹き飛びました。次回は芋煮会を10月30日(土)開催予定。

【お問合せ】
きびたき長井甦るの会/共同代表 村田 孝
TEL:090-3645-6745