７月29日（木）に、米沢市の青空保育たけの子主催によるカヌー体験が開催され、福島市や米沢市の小学生　名が参加し、スタッフや高校生ボランティアなど数名が付き添いました。場所は徒歩数分のところにある最上川の橋げた付近。前日まで台風が接近し、川の様子が心配でしたが、水かさも丁度良く、絶好のお天気に恵まれ、子供たちは元気いっぱい遊び回りました。
　最初にインストラクターよりライフジャケットの装着と川遊びの注意点を聞き、午前中は水に慣れるために、網を持って魚取りや、隊列を組んで「川流れ」を楽しみました。川ではヤゴやザリガニなどが取れましたが、触るのは平気だったようです。また、浅瀬で黙々と小石を積み上げているグループもいて、作業員も徐々に増え、最後には大勢の共同作業でダムを完成させていました。土木の楽しみに目覚めた子もいたようです。
　お昼はみんなでおにぎりを頬張り、スイカ割りも行いました。休憩する子は一人もおらず、川下りを何回も楽しんでいました。午後からはいよいよカヌー体験。5人ずつグループを組み、上流まで漕いで帰りは流れに乗って到着。子供たちはコツをつかむのが早く、漕ぎ方も上手になり、時間いっぱい繰り返し乗り込みカヌーの楽しさを満喫していました。
　カヌー体験は今年で４年目となり、毎年２回ずつ開催しています。外遊びの機会も減っているためか、人気の企画で、今回もすぐに定員に達したそうです。川遊びは、遊び方や注意点をしっかり守れば、身近で楽しい自然遊びだと改めて感じた一日でした。