9月17日~19日に、福島と山形の交流会を兼ねて、川西町玉庭地区ふるさと総合センター「おもいで館」で秋の芋煮会祭りが開催された。
この祭りの主催は「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」。3日間で週末避難者のべ107人が参加した。18日には、地元の方々と一緒についた餅で作ったずんだもち、福島風味噌味の芋煮、玉コンニャクが振舞われ、両県の味覚を味わった。子ども達は、外でボール遊びや栗拾い、じゃが芋堀りなどを楽しみ、お母さんたちは地域で採れた新鮮な野菜を買い求めた。
郡山市内から小学生の息子を連れて家族で訪れたお父さんは、
「仕事で長期避難は難しい。せめてもと週末避難のため隣県各地に行っている。経済的にも負担となっているが、福島に近い場所で、休日を楽しく安心して過ごせるのは大変助かる。」と話した。
(影月)