プラットホーム・キビタキは今年度より福島県外避難者支援事業を開始し、9月30日まで同所内にて写真展を開催しています。作品は東京都在住の写真家、烏賀陽弘道さんが撮影し、トークショーのために来られた際にお話を伺いました。
烏賀陽さんは朝日新聞の編集部などを経て、フリーの写真家として活動し、東日本大震災後は福島県の浜通り地域を訪れ、以後10年間、復興や原発の現状を撮り続けてきました。
震災時に原発事故のニュースを知り、歴史に残る出来事だと感じ、写真家として後世に伝えたいとの一心で撮影を続けてきたそうです。
写真にはコンビニやドラッグストア、理容院など日常的な街の風景が多く撮影されています。同じ場所を撮り続けることで、年を経るごとに移り変わる様子を見て、身近に感じてほしいとの思いを語っていただきました。
これまでに撮った写真は40~50万点ほどあり、10月に第2弾、来年1月に第3弾の写真展を予定しています。また、震災についての出前講座も承っています。詳しくは事務局にお問合せ下さい。
【お問合せ】
プラットホーム・キビタキ
住所:山形市五日町7-18-102 TEL:080-6005-8438
開館:月~金…10時~16時/土・日