フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください
手作り広場 外で遊びだいべした

10月26日、米沢市梓山の「わんぱく広場ソトデアソビダイベシタ」を会場に、芋煮とピザを食べながら交流会がおこなわれました。
主催は、NPO法人おいたまサロンの「Teamりとる福島inおいたま」。ママたちが芋煮を作り、支援団体連合会「All For One Project」と米沢市民が調理や喫茶コーナーを手伝いました。また、福島市栄町のサイトウ洋食店からコックさんが来県し、わんぱく広場に手作りで作られたピザ釜を使用して本格的なピザを焼いてくれました。
広場に点在する大きなテーブルを囲み、初めてお会いするママ同士でも話が弾んだようです。子ども達はそれぞれ自由に遊び、なごやかな交流会となりました。
「わんぱく広場ソトデアソビダイベシタ」は、福島駅から車で40分という立地条件を活かし、福島に残る人と山形に避難する福島の人、山形の人などが集う場所として利用者が手作りで整備している広場です。NPO法人おいたまサロン代表の竹田仁さんは、「今年は、ピザやバーベキューが行えるアウトドアエリアを整備中です。来年は、リバーサイドエリア、アスレチックエリアを整備する予定です。いろんな遊びをやりたいと、お父さんやお母さん、お子さん、スタッフがいろいろ考えています。遊びたい人が手作りで作る広場です。
福島からの日帰り保養での活用も考えています。寺子屋を作る事や万が一の廃炉事故時の一時避難拠点となる事も考えています。大勢の人に関わってほしい。」と語ってくれました。少しづつ実現している目の前の光景に、夢と希望が沸き上がりました。(遠藤)