5月22日(土)・23日(日)の2日間にわたり地域活性学会が開催されました。同学会は13年前に全国22の大学が中心となり発足し、年1回の全国大会などを通し地域活性化の支援に取り組んできました。今回は震災後 年の節目を迎えたことから山形大学が事務局となり「災害からのレジリエントな社会」をテーマに、東根市職業訓練センターをメイン会場とし各発表がオンラインにて全国配信されました。
大会ではメインセッションとなる基調講演のほか、21の小セッションに分かれ発表されました。山形からは「隣県支援・広域避難者支援で得た教訓と地域づくり~東日本大震災後10年を経て語る~」と題して、震災で初動支援にあたったNPO団体や行政機関の代表4名が意見交換をしました。
震災時、山形県からは被災地の復旧や物資支援などで多くのボランティアが活躍しました。また、県内には最大で1万3千人の方々が避難されてきました。これらを支えてきたのは、災害支援に対する平時からの体制づくりや、団体どうしのつながりがあり、今後起こるかもしれない大規模災害に東日本大震災の教訓を活かすことなどが話されました。
【お問合せ】
地域活性学会特別大会実行委員会事務局
山形大学地域価値創成学研究所
E-mail:gakukinpf@yz.yamagata-u.ac.jp