フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください
きらやかスタジアム見学会

4月27日(火)に山形市避難者交流支援センターの主催で、避難された方を対象に「きらやかスタジアム見学会」を行いました。同スタジアムは山形市総合スポーツセンターの敷地内にある野球場で、地元のきらやか銀行が命名権者となり2017年にオープンしました。避難者交流支援センターの窓からはいつも見える大きな球場ですが、なかなか中に入る機会もなく、今回初めて見たという方も多かったようです。
この日は雲一つない晴天に恵まれ、園内の木々も緑まぶしい景色の中、球場へ向かい、入り口で感染対策を施し、球場の職員さんに中を案内していただきました。観客席は内野のイス席に8千人、外野には4千人が収容でき、グラウンドの内野は土、外野には人工芝が使われています。野球好きの方の話によると、水分が少ない人工芝は転がるスピードが速くなるため、試合展開に大きく影響するそうです。また、屋内練習場にも人工芝が使われており、サッカー・バレーボール・グラウンドゴルフなどでも利用されています。その他、場内放送をする放送室や審判室、来賓用の応接室なども隈なく案内していただきました。„山形のY“の形をしている照明や、案内の一部に山形弁の表記があるなど、随所にご当地ならではの工夫が施されていますので、訪れた際にはぜひ探してみてください。  参加者にとっては久しぶりの散策となり、野球やサッカーなどの話題に花が咲きました。球場からの眺めも素晴らしく、東には蔵王山、西には月山などの山々を鮮やかに望み、自然の良さも再確認する絶好の機会となりました。

【お問合せ】
山形市避難者交流支援センターTEL:023-625-2185