10月13日、山形市の協同の杜ＪＡ研修所で、「『協同の杜保育園』芋煮同窓会」が開催されました。震災直後から今年３月まで、妊婦さんと乳幼児のいる家庭の避難所だったこの場所で共に暮らした人達の半年ぶりの再会です。
避難されたご家族のサポートを続けていた「山形もてなし隊」代表の原田陽子さんは「ここで産まれた５人の子どもたちをはじめ、みんなが来てくれて、元気な顔を見ることができて、とても嬉しい」と笑顔で迎えました。
参加したご家族の皆さんは、それぞれに山形県、宮城県、福島県に住まいを移していました。懐かしい笑顔との再会に、芋煮とお餅を食べながら、近況を報告し合ったり、すっかり大きくなった子どもたちと遊んだり。南相馬から協同の杜に避難し、その後宮城県で生活を始めたご家族は、「地元から離れてバラバラにされるのは悔しいけど、それぞれの判断で行くしかない。今も協同の杜で一緒だった人が近所に住んでいるので、とても心強いです。」と話してくれました。（海）