フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください
東日本大震災10年 写真でふりかえる震災と山形空港
【お問合せ】 山形空港ビル(株)TEL:0237-47-3111

当時の山形空港ロビー

3月10日(水)から30日(火)まで、山形空港で「東日本大震災10年 写真でふりかえる震災と山形空港」が開催され、東日本大震災後の山形空港の様子をパネルや資料、動画で紹介しました。  東日本大震災が起きた当日は地震のため、山形空港の滑走路は一時閉鎖されました。しかし、仙台空港が被災し、完全機能停止になり、翌12日から救援活動を行う航空機への給油、被災地へ支援に向かう人や物資の輸送、また被災地からの避難者を目的地へ送るための中間地点として、24時間体制で緊急事態に対応しました。
4月3日には過去最高となる1日34便が運航され、ロビーには寸断された陸路の代替ルートを求める利用客であふれ、キャンセル待ちなどで搭乗できない人々が、山形空港で一夜を明かしました。このため山形空港ビルでは、毛布、夜間の暖房、宿泊スペースの提供も行いました。首都圏からの陸路が絶たれ、被災地に一番近い空港として東北のピンチを救ってくれた山形空港の役割は大変おおきなものでした。  今後、いつおこるかわからない災害時にも10年前の対応はきっと活かされることでしょう。

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