10月2日(火)、福島県郡山市で「ふくしま復興支援シンポジウム『つながる・ふくしま』~1年半を迎えて、これからの復興をともに考える~」が開催されました。(ふくしま連携復興センター主催)
阪神大震災を経験した津久井進弁護士の基調講演では、「熱心に必要としている制度を求めていくことで法律が変わる」と力強い経験談が発表され、被災者生活再建支援法などについても解説。その後におこなわれた分科会では、「抜け漏れない支援の在り方」「新しいコミュニティー形成」「広域避難支援」の3つのテーマに分かれての話し合いをしました。
参加して感じたことは、避難されている方が抱えている問題は、皆の課題であるということと、それには「どこにも正解はない」ということ。それぞれに必要と思うことを、県境を越えて一緒にしていくことが、よりよい生活への第一歩であると思いました。(海)
フリーペーパー うぇるかむ
「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください。