12月26日(土)山形まなび館にて、山形市在住のドキュメンタリー映像作家、岡崎孝監督の「平成から令和への道すがら、わたしが見たものは…」が上映されました。この映画は平成から令和へと時代は移り「平成最後」「令和最初」に注目したドキュメンタリー映画です。元号が変わり、前の元号に起きたわずか10年ほど前の東日本大震災が「平成史」に押し込められ、みなさんの記憶から忘れ去られてしまうのではないか…。と震災への想いも抱きながら監督はこの映画を作りました。映画中でインタビューを受けた方は「これからも震災の教訓を忘れない。」と地元宮城県の海で強い言葉で語りました。
この日映画を鑑賞した大学2年生の永野優花さんは、「震災の爪痕はまだまだ残っており、元の日常に戻れない方も多くいる。映画をみて東日本大震災に向き合う良いきっかけになった。」と話しました。
岡崎監督は昨年の夏、コロナ禍に焦点を当てた最新作「山形でカミュと一緒にアマビエに祈る」を完成させました。令和史に残るこの映画も上映が楽しみです。
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ドキュメンタリー映画 プロデューサー 岡崎由美子
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