花が開くために必要な栄養素があるように、人が花開くためにも、必要な栄養素があります。その一つは、人と人の関わりの中に生まれる「気付き」です。
自らを幸せへと導くことのできる人の特徴は、出逢いのチャンスを掴むことが上手です。なぜなら、人との関わりの中にこそ、自らを調えたり高めたりする気付きや学びがあることを知っているから。そのような人は、学びを得ることが好物なので、周囲の人に対して枠を作りません。そのため、生き方が楽になりやすく、幸福感を得やすいのです。
一方、不安や恐怖でいっぱいになりながらも、自分だけで答えを見つけ出そうとする人は、思わぬ落とし穴に自ら飛び込んでしまうこともあるのです。独りで考え行動し、自立の道を歩むことは大切ですが、無理をして独りで頑張りすぎると花の蕾も硬くなってしまいます。どうしても独りで頑張りたい時は、マイナスの感情は手放して、心から笑えているかチェックしてね。
カウンセラー・スピリチュアルケアアドバイザー 志 村 友 理