フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください
福島の子どもたちに 自然と触れ合う休日を
 夏休み期間中をメインに、山形県では多くの自然体験イベントが企画され、福島県の方々が山形を訪れました。
 山形県内の青年団体「青年交流会企画運営委員会」が企画した「やまがた自然体験キャンプ2012」には児童・保護者合わせて72名が参加され、カヌーや鳥海山登山、ツリーイングなどの野外活動を満喫されました。また、県内各少年自然の家主催によるキャンプ等にも132名が参加されました。
 山形県内で自然体験活動を行う団体「葉っぱ塾」では、今年の春より宿泊イベント「森の休日」を開催し続け、8月からは第Ⅱ期として全5回を計画。8月25日~26日に、その第1回が開催されました。
 参加されたご家族は3組、生後2カ月の可愛い赤ちゃんから高校生の男の子まで、子どもたちの年齢層はさまざま。全員で朝日町の空気神社にお参りしてからは、思い思いに周辺を散策し、草木を眺めたり虫を捕まえたりと過ごしました。次の日はスタッフとともに近くの川で遊び、ゆったりと休日を過ごしました。
 「森の休日」は、全国からの寄付のみで運営されています。葉っぱ塾の代表八木文明さんは、「この取り組みを長く継続できるように、募金にぜひご協力ください」とご自身のブログで呼び掛けています。(海)
☆ブログ「葉っぱ塾~ブナの森から吹く風」