From山形: 常磐線 相馬-浜吉田間 開通!(寄稿)



 東日本大震災での津波による甚大な被害を受け、長らく分断されていたJR常磐線(相馬―浜吉田間23・2 km)が12月10日、5年9ヶ月ぶりに開通しました。
 通勤通学の利用者が多く、これまでJRでは代行バスを運行して利用者の足を補ってきましたが、時間がかかることや乗り継ぎの手間があるなど不便なため、一刻も早い再開が待たれていました。
 運転再開に伴い、内陸側に新設された3駅で記念式典が開催され、多くの人が訪れました。新地駅は地上駅、坂元駅・山下駅は高架駅として開業しました。笑顔で電車に乗り込む人、写真を撮る人、涙ぐむ人。それぞれが5年9ヶ月の思いを胸に、新しい一歩を祝い、集いました。
 新地駅には安倍首相が訪れ、「この駅とともに町が見事に復興し、たくさんの皆さんがこの駅を通して新地町を訪れることを祈念します」と述べたほか、震災当日に新地駅で停車していた列車の乗客を速やかに避難させ、命を救った警察官にねぎらいの言葉をかける場面もありました。新しい駅舎内の掲示板には、津波避難経路と避難所までの距離や所要時間が明記されています。
 残る運休区間の竜田(楢葉町)―小高(南相馬市)は、東京オリンピックまでには順次開通していく方針です。
 新駅周辺では地元自治体が、新しいまちづくりを進めています。(M・S)




 
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