From福島:国見町 新庁舎完成(寄稿)


国見町は福島県中通り地方、宮城県との県境に位置する町で、源義経と奥州藤原氏が対決した阿津賀志山がそびえ立つ町です。
 震災時、町は震度6強を観測し役場庁舎は被災。役場機能は町内の文化センターに移動し、震災から4年が経過した2015年5月に新庁舎は完成しました。新庁舎は、災害時に避難場所として活用できるよう防災拠点機能を備えている他、議場の机やイス、来庁者用のイスなどに国見産の杉材を使用、バリアフリー化、太陽光パネル、木質ペレットボイラー、LED照明の導入、トイレ洗浄水に雨水を活用するなど環境への配慮にも力を入れています。庁舎を木質化することによって、温もりのある役場として町民に親しまれています。
 町の名産であるあんぽ柿は、震災後の放射線量を懸念し、数年は生産自粛をしていましたが、現在はしっかりとした基準のもと、安全と信頼のある名産品づくりを目指してあんぽ柿生産は回復しつつあります。空気の澄んだ冬の青空の下で、美しい橙色の柿が光る景色はとても美しく、古き良き田舎の風景として心を和ませてくれます。(わか)

 
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