From山形 子どもを守る母たちのドキュメンタリー映画『小さき声のカノン~選択する人々~』

 
 9月下旬、フォーラム山形・鶴岡まちなかキネマにて鎌仲ひとみ監督の最新作『小さき声のカノン』が上映されました。
 鎌仲監督は映画を通して放射能の問題を問い続けています。最新作の『小さき声のカノン』は、チェルノブイリの事故後、低線量被ばくの患者を診続けた医師や住民、福島で子ども達を被爆から守るために放射能と向き合い続ける親たちにスポットを当てた映画です。
 20日は上映後、フォーラム山形で鎌仲監督のトークショーが行われ、原発事故後、多くの人が個人で放射能と自分の人生の選択をせざるを得なかった状況や、全国で行われている「保養」活動が福島に住む子ども達を被ばくから守ることができる事、そして、日ごろ福島に関わりのない人にもぜひ、小さなことを少しずつやり続けてほしい、というメッセージを話されました。
 
鎌仲ひとみ監督から山形に避難している方へメッセージ
 日本で初めて起きた原発事故だから、過去の歴史にはない、新しい選択肢を自分たちで作り出さないといけない状況です。国や大きな組織と自分が出した決断が違っていても、間違っているわけじゃない。自分の意見を言う事を恐れずに、個人として選んだ決断に、マルをつけていってほしい。そして本音で話せる人や、仲間、大事にしたいと思う人とのコミュニケーションを大切にしてください。一緒に考える人がいれば、自然と答えが見つかる事も多いと思うし、みんな、それぞれのスピードで解決していけばいいと思います。自分と世間を合わせすぎる必要はありません。自分で考え、決めて行動していく事、自分に優しくする事を忘れずにいてください。
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