Special Interview: スマイリーおやつ工場 Smiley Factory
福島市-米沢市
スマイリーおやつ工場 Smiley Factory 関向 あつ子 さん

Q 震災前・震災時はどこで過ごしていましたか?
 
 震災前は福島市に家族4人で暮らしていました。震災が起きた時、実家の新潟に1か月避難しましたが、4月に戻って仕事を始めました。最初は放射能も大丈夫だと思いましたが、周りで避難する人が増えた事もあってやっぱり心配で、最終的には11月頃に米沢市に母子避難することを決めました。
 
Q お店をオープンしたきっかけは?
 
 避難先の米沢市では避難者支援センターおいで、ももりん、ままカフェ、万世お茶会、などをよく利用していました。友達もたくさんできて、米沢の人もあたたかくて住みやすかったです。2012年秋頃に松本さん(共同代表)にお菓子作りの話をかけられ、元々作るのも食べるのも大好きだったお菓子作りが生かせると思い、震災以降、放射能や農薬、添加物も気になっていたので、無添加のお菓子作りをやってみようと思いました。同じ様に米沢に避難していた松本和彦さんと渡辺望さんの3人で、子どもの為ママの為になることをしたいと思い、米沢市内の保育園や幼稚園のスタッフや栄養士さん、地元のお菓子屋さんや生活クラブ山形さんに協力をもらいながら試作を重ね、2013年4月に事業を立ち上げました。色々な人が試食したりアンケートを書いてもらったり、多くの人の思いがお菓子に詰まっています。売り上げの一部は世界の飢餓に苦しむ子供へ寄付しています。
 
Q お店をはじめてみてどうですか?
 
 最初は工房もなく、米沢市のお菓子屋さんに頼んで作ってもらっていましたが、福島に帰るのを機に、米沢の人に手伝ってもらいながら工房を作りました。
インターネットで注文を受けて販売していて、福島市で行われている避難から戻った人のままカフェでもお茶菓子に買ってもらったり、全国からも徐々に注文が増えています。
 私の場合は、震災があって色んな人に出会って、小さい時になりたかったお菓子屋さんの夢がいつの間にか叶いました。美味しいと言ってくれる人がいて嬉しいし、やりがいがあります。
 
Q おすすめのお菓子は?
 
 かぼちゃ&りんご味と、ほうれんそう&ごぼう味のパウンドケーキは、野菜と果物の優しい甘さで、野菜嫌いの子どもも美味しいと言ってくれます。おやつから野菜を食べるきっかけになってくれたら嬉しいです。
 
避難している方へのメッセージ
 
出会いを大切にして欲しいです。私は震災でたくさんの絆を気づかされました。
 1人では何も出来ず、必ず誰かの支えや助け合いがありました。沢山の方に出会え、今こうしてお菓子屋さんを出来る事を本当に感謝しています。これからも前向きに日々楽しんで行きたいです。

<スマイリーおやつ工場 Smiley Factory >
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