しあわせココロのつくりかた(37)
 
 許すという行為は、慈しみの心を育みます。逆に言うなら、慈しみの心は、許す行為を生むのです。
 優しい自分と、意地悪な自分、どちらが好き?と質問すると、100人が100人とも、優しい自分と答えます。怒っている自分を好きな人なんていないのです。
 けれど、様々な事情により、笑顔を失くし、眉間にシワを寄せていく。そうなると、自分はダメな人間というレッテルを自らに付け、落ち込みやすくもなり、場合よっては鬱へと進むことさえあるのです。そんな状態にあっても、自分自身の中にある慈しみの心を知ると、ちゃんと優しさが蘇ってくるもの。自らの中にも、優しさや穏やかさがあることを認識すると、自分自身に対しても、愛を持って接することが出来るようになります。
 
 自他を分かたず、あやまちを責めず、過去からの楔(くさび)を外し、今から未来に向かって幸せになることを自らに許していく。そんな考え方を持てるようになると、人生がラクになり、幸せを感じるチカラが高まるのです。
 そのためには、自分をがんじ絡めにしている過去の出来事や苦しみに目を向け過ぎないようにすることが必要です。怒りや悲しみに苛まされると、今のこの瞬間を生きるエネルギーが奪われていくのです。
 
 生命は常に、未来に向かって命を紡ぐもの。
 
 今から未来を幸せに導くためには、怒りや悲しみを、一旦、横に置くのです。怒りが湧いてきたら、深呼吸をしてみましょう。そして、好きな音楽を聴いたり、よい香りを聴いたり、あえて気分転換を図ります。それらの行為は、感情を横に置くレッスンの一つです。感情のスイッチのON・OFFがうまく出来るようになると、負の感情に長く引っ張られることが少なくなります。
 感情の上手なリセット方法を学ぶことは、自分の人生を豊かにし、幸せにすることに繋がっていきます。
 
カウンセラー・スピリチュアルケアアドバイザー 志 村 友 理
カウンセリング・ルーム メール相談:ryokusuinomori@yahoo.co.jp
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