Special Interview 鶴岡市 サーフショップ SEA ROVER 山本 陽一 さん・ 友紀 さん

鶴岡市 サーフショップ  
SEA ROVER

山本 陽一 さん・ 友紀 さん






Q 震災前・震災時はどこで過ごしていましたか?
 
 鶴岡市出身(陽一さん)ですが、中学生からサーフィンを始め、高校進学を機に仙台へ。その後妻と多賀城市でサーフショップを経営していました。震災当日は、夫婦でサーフィンをしに海に出ていました。ちょうど店に戻った時に地震が起こり、高台にある利府の避難所に行きました。利府の避難所で過ごした時に子どもが風邪をひいてしまい、衛生面を考えてすぐに避難所を出る事にしました。サーフショップのブログに山形は無事だとコメントが書かれていたのを見て、鶴岡市に来ました。
 
Q お店をオープンしたきっかけは?
 
 鶴岡市に来て、住むところを探していた時、ちょうど海の目の前の物件が見つかりました。当時は、津波を見た後だったので海の目の前に住むことは悩みましたが、友人の後押しもあり、「これも運命かもしれない」と感じ、その物件に決めました。
 鶴岡市は波乗り発祥の地と言われていますが、地方に比べてサーファーが少ないので、ここでサーフィンの楽しさを広めたいという想いもあり、2011年7月にお店をオープンしました。
 
Q お店をはじめてみてどうですか?
 
 ここではサーフィンの用品が一通り揃います。初心者の方には板やウェットスーツのレンタルもあり、初心者向けスクールも開いています。サーファーを中心にたくさん仲間も増えて、とても楽しいです。サーフィンは3歳くらいから60代くらいまで幅広く楽しめるスポーツ。サーフィンの楽しさを沢山の人に知ってもらえたらと思います。
 他にも、震災前から行っていた加圧トレーニングのトレーナーを現在も毎週石巻市で行っています。若い方から年配の方まで20~30名の生徒がいますが、トレーニングで元気になる様子を見ていると、教える側も元気をもらえます。
 
避難している方へのメッセージ
 
 50代・60代の方でサーフィンを始める方もいて、新しい事にチャレンジすることは大切だと気づかされます。色んな事に関心を持ってチャレンジしていくと、新たな出逢いもあって自然と仲間も増え、毎日が楽しくなります。
 サーフィンでは「良い波」「悪い波」があり、最初は色んな波を受けて疲れるけれど、苦しい時期を乗り越えると「良い波」の見分け方が分かってくる。サーフィンと人生は似ていると思う。苦しい時期を乗り越えて、良い選択を見つけ出せば、その後はどんどん良い事がやってくるんじゃないかと思います。どんな中でも、チャレンジすることを忘れないで欲しいと思います。


<サーフショップ SEA ROVER >
〒997-1202山形県鶴岡市宮沢字小沢60-1
電話・FAX:0235-76-3890 営業時間12:00~19:00 
ホームページ http://searover.fc2web.com/
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