From福島:富岡町から 4年目の春
From福島:富岡町から 4年目の春
 
震災から3年が過ぎ、県内外に避難した双葉郡の人達の生活はどう変わったでしょう?
帰る、帰らない、移住、待つ。
それぞれが迷いの中で出した決断、あるいは決めかねている現状はどちらにしても辛いものですよね。特に高齢者にとっては、「生きてるうちは帰れないんだから…」という声をよく耳にし、胸を痛めるばかりです。
自分が住んでいた富岡町について触れると、2月に常磐高速富岡インターが再開通し、町中の至る所で除染が行われ、沿岸沿いは仮置場の工事が急ピッチ。4年目にして状況がかなり変わりつつあります。人や車の気配がするというだけで、確実に町が動き出した感があるのです。それでも帰還困難区域は何一つ変わらず、その他の地域も実際住めるようになるにはあと2~3年はかかるでしょうが…。
そんな中で、いわき市には町の復興に向けての動きがたくさんあります。それは公的なものから民間レベルまで多岐に渡り、多くは家族バラバラでも、覚悟を決めて頑張っているのです。ただ「ふるさと」を取り戻すために。
帰還の是非はおいといて、こうした動きを暖かく見守っていて下さい。離れていても共に生きましょう。そしていつの日か夜の森公園で、皆で桜を見れる日が来ることを。
[富岡町→いわき市]
平山 〝two〟 勉

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