インタビュー ~ともにあゆむ~  アマチュアカメラマン 渡辺 和哉 さん






アマチュアカメラマン 山形市

渡辺 和哉 さん
 






 福島県浪江町の安波祭(あんばまつり)を10年間撮影し続け、毎年山形市「吉田カメラ二口橋新本店」のギャラリーで写真展を開催しています。安波祭は、豊漁と海上の安全を祈る、浪江町請戸地区の祭りで、約300年の歴史があります。



 初めて安波祭を撮影したのは2011年2月でした。その翌月、東日本大震災が起き、二度と同じ光景を見ることができなくなり、当時撮影した写真は大変貴重なものとなりました。その後、仮設住宅に避難している浪江町の方に写真を届け、写真の中の自宅を見つけて懐かしいと大変感謝されました。他県に避難した方からは写真の提供依頼もあり、失われた記憶が残る写真の偉大な力に改めて気づかされました。
 安波祭は請戸地区の人たちにとって、心のよりどころになっており、震災後は避難先の福島市や二本松市の仮設住宅で開催され、その後も撮影を続けました。そして、2018年2月、7年ぶりに避難先から浪江町民が集まり地元で開催することができました。
 これからも記録者として安波祭を撮影し、山形に避難している方へ写真を通して情報を発信していきたいと思います。

[お問い合わせ]
アマチュアカメラマン 渡辺和哉 E-mail:w-kazuya@khaki.plala.or.jp

 
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