From宮城  東日本大震災アーカイブシンポジウム

 1月11日(土)東北大学災害科学国際研究所にて「東日本大震災アーカイブシンポジウム」が開催され、専門家が集まり、震災記録の収集・保存や未来への伝承などについて報告がなされました。

 シンポジウムではハワイ太平洋津波博物館マーリーン・スー・ムリー館長が「ハワイでは1946年と1960年に津波で甚大な被害を受けた。60年経ち、だんだん語り部も減少している。お元気なうちに聞き取りをしないと伝承の機会も減ってくる。」と語ったほか、熊本大学の山尾名誉教授は「熊本地震から4年経った。被災写真など6万点ほどの資料を集めデジタルアーカイブ作りを進めている。しかし、集めただけでは意味がない。被災経験がない学生も増えている。どのように活用するかが大事だ。」と話されました。
 また、国立国会図書館からは「東日本大震災アーカイブ(通称:ひなぎく)」の紹介がありました。同データベースには約429万件の震災関連の資料や映像が保存されており、誰でも閲覧することができます。散逸している資料を然るべき場所に保管し、これからの防災や教育に活かそうという取り組みです。次々と子供たちも成長します。「震災や災害を知らない子供たちへどう伝えていくか」が今後の大事なテーマとなりそうです。

 
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