コラム:しあわせココロのつくりかた(68)
 人の心は移ろいやすいもの。心弾む出来事の訪れに大きな喜びを感じていても、次の瞬間、悲しい出来事に出逢うと、喜びに満ちていた心は、一瞬にしてどこかへ飛んでいってしまいます。ともすると、喜びに浸っていた自分を責める心まで浮かんでしまうことも。

 安定した精神状態でいることは、なかなか難しいですね。それが人間というものなのでしょう。それでも、心に翳を落とし続け時を過ごす人生より、自分の生がどれほど多くのものに支えられているかに心を傾ける方が、心は安定し生きやすい人生になっていくものです。与えられて生きていることに気付けば、自ずと感謝の心が生まれ、慈悲の心が発露されていきます。悲しい出来事に共に涙し、その悲しみが癒えるよう祈る心こそ慈悲の心。矛盾の多い世の中だからこそ、自他を分かたぬ慈悲の心が、世界を平和に幸せに導くものだと思うのです。



カウンセラー・スピリチュアルケアアドバイザー 志 村 友 理
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